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お役立ちコラム

住宅ローンの返済が厳しくなってきた方へ!対処法をご紹介します

住宅ローンの返済が厳しくなってきたという方はいらっしゃいませんか。
住宅ローンは長い時間をかけて返済していくものなので、返済している途中に何があるかわかりませんよね。
そこで今回は、返済が厳しくなってきた方に向けてその対処法についてご紹介します。

□住宅ローンを滞納するとどうなるの?

では、住宅ローンを滞納するとどうなるのでしょうか。
結論から言いますと、住宅ローンを滞納し続けると、最終的に競売にかけられてしまいます。
つまり、せっかく購入したマイホームを手放すことになってしまうということです。
しかし、住宅ローンを滞納している方のほとんどは滞納したくてしているわけではありません。
リストラや給料の減少、病気等の理由によって住宅ローンの返済が厳しくなって滞納してしまうというケースが多いでしょう。
ただ、住宅ローンの返済が一度や二度遅れただけであれば、あまり大きな問題にもならず、競売にかけられることもありません。
しかし、返済が追いつかずそのまま住宅ローンを滞納し続けてしまうと、住宅ローンを契約している金融機関は競売をするための手続きを始めてしまいます。
そうならないためにも、滞納する前もしくは滞納してしまったらすぐに対策をしましょう。

□契約をした際に工夫できることとは?

ここまでは滞納し続けるとどうなるのかについてご紹介しました。
では、滞納しないためにはどのようなことができるのでしょうか。
以下で、契約時に工夫できることについてご紹介します。
まず、考えられるのがボーナス返済を使用しないことです。
ボーナス返済を利用すると、通常よりも短期間で住宅ローンの支払いが終わるかもしれません。
しかし、ボーナス返済を利用する分、貯蓄できる金額も減少してしまいます。
貯蓄が減ってしまうと、いざというときの出費に対応できませんよね。
特に子供がいらっしゃる方は、子供の成長とともにお金がかかってしまうので、手元にまとまったお金が欲しいものです。
そういった突然の出費に備えて、ボーナス返済を使用せずに住宅ローンを組みましょう。
次に、返済期間を長く設定をするのはやめましょう。
住宅ローンは最長で35年ほどの長期間で返済期間を設定できますが、長期間での返済はあまりおすすめしません。
もしも、返済期間を長く設定してしまうと、その分歳をとってから返済をすることになってしまいます。
例えば、35歳でローンを組むと仮定すると、最長で70歳になってやっとローンを返済し終えるという計算になります。
高齢になってもローンが付き纏うのは嫌ですよね。
また、歳をとるにつれて健康上の問題も増えてくるので、仕事ができなくなり収入が全くない状態になるかもしれません。
そのため、住宅ローンを契約する際には、退職するまでにはしっかり返済を終えられる程度の返済期間を設定しましょう。
最後に、ペアローンの検討をしている場合には、産休や育休を考慮しておきましょう。
夫婦で住宅ローンを利用するペアローンは、借入金額を増やせるというメリットがある、とても使い勝手の良い方法です。
しかし、夫婦のいずれかが産休や育休で仕事ができなくなることもあるでしょう。
そうなると、必然的に収入が減少し返済が追いつかないということにもなりかねません。
そういったことにならないためにも、産休や育休をする時期を考慮しておくと良いかもしれません。

□住宅ローン契約後にできる対処法とは?

住宅ローンを契約した後には、どのような対処法が考えられるのでしょうか。
以下で、詳しくご紹介します。
1つ目に考えられる方法が、住宅ローンを借り換えることです。
借り換えは、今契約している住宅ローンを新しい金融機関に支払ってもらって返済し、新しい住宅ローンを契約することです。
そうすることで、以前の住宅ローンよりも金利が低い場合には返済総額が減少し、毎月の支払いが楽になるかもしれません。
しかし、借り換えができたとしても、金利が思った通りに低くならなかったり、融資年数が制限されてしまったりする可能性もあるので注意が必要でしょう。
2つ目に考えられる方法が、現在契約している金融機関へのリスケジュールの申し込みです。
住宅ローンの返済が厳しくなった場合には、金融機関へリスケジュールの申し込みを行うことで、借入の条件を変更してもらえるかもしれません。
リスケジュールは、一時的に返済額を少なくしてもらったり、返済期間を長くしてもらったりすることで毎月の返済を楽にできる可能性があります。
しかし、リスケジュールをしてしまうと、金融機関からの信用が落ち、ローンの借り換えが難しくなってしまうので注意しましょう。

□まとめ

今回は、返済が厳しくなったときの対処法についてご紹介しました。
住宅ローンを滞納してしまうと取り返しのつかないことになります。
そのため、滞納をしてしまう前、してしまった場合にはすぐに対策をしましょう。
そうすることで、後々後悔することを防げるかもしれません。
また、返済でお困りの方は当社までご連絡ください。


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