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お役立ちコラム

リースバックとはどのような仕組みか解説します!

多くの住宅ローンの返済にお困りの方はいらっしゃいませんか。
返済が厳しいけれど、大切な我が家を手放して引っ越しはしたくありませんよね。
そのような方でもリースバックの手段を使えば、今の我が家に住み続けられます。
今回は、リースバックの仕組みやメリットについて解説します。

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□リースバックとはどのような仕組みなのか?説明します!

そもそもリースバックとはどのような返済手段なのでしょうか。
少々複雑なので、リースバックについて不安がある方もいらっしゃるかもしれません。

仕組みをよく理解することで、疑心暗鬼にならずに利用を検討できます。
簡単に言えばリースバックは、お家を売った後もそのお家に家賃を払いながら住み続けていくという手段です。
次に詳しいリースバックの仕組みを解説します。

まず第1段階目は、リースバックを行っている会社にお家を売却します。

第2段階目は、その会社からお家を売った代金を貰います。
ちなみに、リースバックを行っている会社は不動産会社が多いです。

第3段階目は、リースバックを行っている会社とお家の賃貸借契約を締結します。

第4段階目は、お家の家賃を月々定期的に支払ってお家に住み続けます。

リースバックの注意点は大きく2つあります。

1つ目は、契約で定められた期間に限って住み続けられるということです。
リースバックの賃貸借契約の内容は定期借家契約です。
定期借家契約とは、住み続けられる期間を前もって先に定めておく賃貸借契約のスタイルです。

一般的には2年や、3年の期間が設定されることが多いです。
そのため、お家を売った後も住み続けられますが定期借家契約であらかじめ定められた期間が満了したら退去する必要があります。

2つ目は、お家の売却金の額面が普通に売るのと比べて安いということです。

リースバックの手段でお家を売却しても、相場の7割から8割程度の売却金しか受け取れません。

その理由はどうしてなのか気になりますよね。
リースバックを行っている会社の立場になるとよく分かります。
リースバックを行う会社は、家賃が滞納されてしまうリスクや買戻し特約のため売却が制限されるリスクを抱えているからです。
月々払っていくことになる家賃は、売却価格の7パーセントから13パーセント程度であることも覚えておきましょう。

□リースバックのメリットについて説明します!

ここからは、リースバックの手段を使うメリットについて3つ紹介します。

1つ目は、なんといってもお家を手放して直ちに引っ越さなくても良いことです。
お子さんがいるご家庭は転校させなくて済みますし、お家を売った後もご家族のライフスタイルに著しい変化は生じません。
賃貸契約も期間の途中で解約できますし、次の住まいに移る必要がある場合もゆっくり新居を探せます。

2つ目は、お家を所有するのにかかる費用が不要になることです。
お家を所有すると、住宅ローンだけでなく管理費や修繕費がかかりますよね。
また、税金も大きな負担になっているのではないでしょうか。
固定資産税を中心とした税金を支払わなくて良くなります。

3つ目は、現金化まで時間がかからないことです。
お家を売ったら、すぐに現金一括払いで売却金が受領できます。

受け取った現金は何に使っても構いません。
自分のニーズに合わせて使いましょう。
例えば、住宅ローンの返済に充てたり、老後資金や事業資金として貯金したりするのも良いです。

一般的にお家を売却するとなると、仲介会社を使って買い手を探さなくてはなりません。
買い手が見つかるまでの目安は、3か月から6か月です。

これに対して、リースバックの方法では不動産会社が直接買い手となってすぐにお家を買い取ってくれます。
そのため、短期間で売却金を受け取れるのです。

□リースバックが利用される場面の代表例をご紹介します!

ここでは、リースバックがどんな時に活用されているのかを4例挙げて解説します。

1つ目の例は、住宅ローンを返済するために使うケースです。
住宅ローンを返済するのが厳しくなってきたけど直ちに退去したくない、といったニーズをお持ちの方にリースバックは活用されています。
ローンの残金を売却金で賄いきれるかということは確認してください。

2つ目の例は、資金調達の手段として使うケースです。
事業費や医療費のために早急に現金が必要になったという場合に活用されます。
そのほかにも、老後の蓄えのためにする方もいます。

3つ目の例は、相続の準備のために使うケースです。
相続したときに処分の手間がかからないことや、お家の所有権より現金の方が遺産の分割に困らないからです。

4つ目の例は、離婚したときに使うケースです。
住宅ローンが残っているときに、所有者から非所有者であった人への引継ぎは難しいために使われています。

□まとめ

今回はリースバックについてご紹介しました。
様々な選択肢がございますので、まずは住宅ローン返済支援エージェントにご相談下さい。
相談者様の状況に合わせて最適解を導き出します。


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